あざらしだったり、鰻だったり。

先日、ちびっこ組のお散歩へ出かけた時の事。

前方から、二頭ダックスを連れたおじさんが現れた。

とりあえず、おじさんが避ける素振りをしてらっしゃらないので、
凛音さん、お先にごあいさつ。




えんじぇは、と、言うと、


的な、かなり不届きモノの態度。汗。

僕はもっと、先へ先へ歩いて行きたいんです!って、頭の中はそれだけ。

『自己中のカガミ』みたい。協調性ゼロやね。

凛音さんが(彼女の中で、限りなく精一杯)の愛想の良さで接しているのに対し、
相手のワンちゃんのお顔も、連れてるおじさんのお顔も、
一切見ようともしないえんじぇ。

しかも、鼻から思いっきりため息着いてるし。


そんな可愛くもなんとも無い彼の背中を眺めていたおじさんが一言。



『そっちのワンちゃんは、何て犬?』



・・・え"・・・・?


お、おじさま、今、何て?
えんじぇが何という種類の犬かを聞きたいと?

犬種は何?って聞いたのですか?

名前でなく、犬種が何かと、
そんな事を質問されたのですか?







はい。確かに、ミニチュアダックスです。
ちょっと、足が長めですけど。汗。




はい。確かに、シルバーダップルです。
心ばかりの範囲にブチが入ったダップルですけど。汗。汗。



時々、『鰻』と呼ばれたり、

時々は、『ゴマフアザラシ色』と呼ばれたりしますけど・・・・。汗。汗。汗。



お可哀相なえんじぇるくん。
まさか、『ダックス』にも見てもらえないなんて。
しかも、例えロングだとは言え、
同じダックス飼いの方からそんな暴言を浴びてしまう運命だったなんて。











ぷぷぷぷ・・・。

ぷぷぷぷぷぷぷ・・・・。

横腹が痛い・・・・ぷぷぷ。






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